gitのコミット署名管理を1passwordに頼ったら生活レベルが上がった

TL;DR

  • Sign your Git commits with 1Password | 1Passwordを使用するとGitのコミット署名を1passwordで管理することができる。
  • GPG keyを使用する場合よりもかんたんに署名することができ、管理もしやすくて最高

コミット署名には苦い思い出があった

Gitにはコミットに署名できる機能があります。署名をすると何がいいかというと、GitHubVerifiedバッジが付与されてなんかかっこよくなります。

コミットに署名するとGitHubでVerifiedバッジが表示される

自分も格好つけのために署名したのですが、初めて署名をしたときにすごい大変だった記憶があります。

dev.classmethod.jp

上の記事を見てもらうとわかるかと思いますが、gpg秘密鍵と公開鍵を作成してGitに秘密鍵で署名するようにしてGitHubに公開鍵をうpします。 さらに、ここはすごいハマる箇所なのですがmacOSではpinentry-macが必要だし、m1 Macではさらにpinentry-macのパスが変わっている*1ので変更しないと動かなかったりします。
これがめちゃくちゃ大変で、数時間格闘していた記憶があります。

期待の大型新人1password

そのような大変な作業を簡略化してくれる機能が去年1passwordに導入されました。

blog.1password.com

これは、SSH Keyを使用したコミットの署名が1password経由でできるようになるという機能です。
使い方はすごく簡単で、GitHubSSH Keyの登録画面に行くと1passwordの拡張機能SSH Keyの作成を提案してくれます。それに従うと勝手に鍵が作成されてGitHub側に公開鍵をAuto Fillしてくれます。
その状態で保存して、あとは、1password側でKeyをコミット署名に使用するボタンを押すだけでコミットが署名されてしまいます。

もう、本当に簡単です。前の数時間の格闘はなんだったんだ!と思うくらいびっくりしました。

これからも1passwordに税金を払い続けていきたいです。