docker compose v2.20.0 の新機能includeが追加された

2行まとめ

  • includeが追加された
  • include:で外部のcompose.yamlをロードできる

本文

docker compose の v2.20.0 に includeというものが追加されました。

github.com

これは、yamlに、

include:
   - ./docker/compose.yaml
   - ../hogehoge/compose.yaml

のように記述することで別ファイルのcompose.yamlをロードすることができる機能です。

これを使うことで以下のようなケースで有用です。

  • DB関連のコンテナを個別に立ち上げたいことがあるのでそれだけべつのcompose.yamlに切り分けたい。
  • フロントエンドコンテナとバックエンドコンテナを別々のcompose.yamlに分けて開発時はそれぞれ動かすようにしておきたい。
  • OSSで公式がcompose.yamlを公開していてそれをそのまま使用したい。
  • 一緒に別のリポジトリcompose.yamlを実行したい。

なお、v2.20.0 から追加なのでそれ以下の場合は実行時に-fオプションでcompose.yamlを指定するなどが必要です。自分のdocker compose のバージョンは docker compose versionで調べることができます。